DREAM&HOPE
ドリホプ娘♥倶楽部/第16談
立体変身の巻
「3月らよ〜♪」
「うん、すっかり暖かくなったね」
「メリー先輩、そんなのんきなこと言っていいんれすか」
「え、何のこと」
「3DCGのことれすよ」
「え?」
「本拠のTOPページ見てないんれすか」
「あぁ、美鶴さんのこと?」
「そうれすよ。おねぇちゃん、すっかり変身したんじゃないれすか」
「う〜ん、変身というかな」
「管理人は、新しい3DCGツールを購入したんれしょ」
「うん、そうだけど」
「メリー先輩はまだできてないんれすか」
「あたしはまだだけど、これから本格にしてくれるかもよ」
「いったいどんな3DCGツールなんれすか」
「それはまだ何も聞いてないから、何とも言えないわ」
「そうれすか。やっぱ、おねぇちゃんに聞いたほうがわかるんじゃないれすか」
「そのほうがいいかもね」
「ホッホッホ」
「あ、スノーさんら」
「こんにちわ、雪乃さん」
「相変わらず楽しそうですわね。なつみちゃん、ピンちゃん」
「2月はホントに寒かったのら」
「雪がよく降ったわね」
「ホッホッホ。それはわたくしの責任じゃございませんわよ。ホッホッホ」
「それはわかってるけど、スノーさんはやっぱ、雪の中にいてこそ、幸福を感じるんじゃないれすか」
「そうとも言えますわね。ホッホッホ」
「ただいま。みんなそろってるわね」
「あ、おねぇちゃんら」
「こんにちわ、美鶴さん。まだ和泉さんが見えてないけど」
「呼んだか。あたしはここにいるぜ」
「あ、ゼロさんら。いつもいきなり現れるのらから、びっくりするのら」
「悪かったな。しかし……」
「しかし、何れすか」
「このページ、ずっと更新してなかったのかよ」
「新年始まって全然らね。へへへ」
「5人そろわなければ始まらんから冬季限定のページだと思ったんだがな」
「それはスノーさんのことれすか」
「ホッホッホ、たしかにわたくしは冬にしか現れないから、冬季限定とも言えますわね。ホッホッホ」
「それもそうらけろ、ピンちゃん、Webページ制作講座のサイトにも行ってるから」
「あ、ピンちゃん、今年からまた月1回のペースで更新する予定だったわね。がんばってるね」
「うん、がんばってるのら」
「ゴホン」
「何ら、おねぇちゃん。わざとらしい咳払いなんかして」
「えーと、今回は管理人からのとても大事な報告がございます」
「え、もしかすっと、3DCGのことらね」
「えぇ」
「美鶴さん、教えて。新しいツールって、いったいどんなもの」
「それは、Poser、というものです」
「ポーザー?」
「わたしもまだ詳しくは知らないけど、管理人の話によると、高品質の3Dキャラクターデザイン、そしてアニメーションツールだそうです」
「あ、それは始めから3Dキャラクターが標準装備されているツールでしょ」
「えぇ」
「いつか保護者(管理人)から聞いたことあったけど、まったくの無からつくり始めるツール、たとえば六角とかShadeとかとちがって、Poserって、用意されているキャラクターを使っていろいろデザインを変えたりしてオリジナルの絵をつくることができるのが大きな魅力のひとつだと言われてるらしいの」
「そこのところは、3DCG愛用者の意見にわかれるわね。管理人もずいぶん迷ったようだわ。最初はShadeかCarraraにするつもりだったけど、オフィシャルサイトの説明などを見ると、どれもこれも似たような機能のツールみたいだから、以前は敬遠していたPoserに食指が動いたらしいわね」
「ふーん、保護者ってあたしには何も言わないのに、美鶴さんには何でも言ってくれるの?」
「あ、勘ちがいしないで。それは管理人がわたしをつくりかえるたびに、いろいろ教えてくれるから」
「ふーん」
「もちろん、なつみちゃんも応用するわよ」
「やっぱ、メリー先輩は3DCGの元祖でもあるし、ドリホプの看板娘なのらから」
「そうだわよ。なつみちゃんより先にわたしを使ったのは、ただ単に練習台として選んだだけなの」
「え、練習台?」
「そう。なつみちゃんを本格的にPoserで使えるようにするための、捨石みたいな役割だったの」
「美鶴さん、ごめんなさい」
「え、何、なつみちゃん」
「あたし、ちょこっと美鶴さんにやきもちやいてたみたい」
「わたしなんて、まだまだ」
「そうらよ。メリー先輩はこれからも成長するのらよ。ピンちゃんも応援するのら」
「ホッホッホ。わたくしも陰ながら応援しますわよ」
「やれやれ、あたしもひそかに応援するぜ」
「うん。みんな、ありがとう。なつみ、もっともっとがんばらないと!」
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