DREAM&HOPE
ドリホプ娘♥倶楽部/第11談

年末悲劇の巻

「年末らよ〜♪」
「うん、今年も終わっちゃうね。何だか時が経つのって早く感じない?」
「メリー先輩。何、年寄りみたいなこと言ってんれすか。まらまらこれかられすよ」
「ピンちゃんは若くて元気がいいね」
「ホッホッホ」
「あ、スノーさんら。やっぱスノーさんが来てくれないと冬が始まらんらね」
「相も変らず、ピンちゃんもなつみちゃんも元気がよろしゅうですわね。ホッホッホ」
「そうなんら。来年もがんばるのら」
「やれやれ。ガキのおてんばにゃついて行けねぇ」
「あ、ゼロさんら。え、今何言ったんれすか」
「何でもねぇよ」
「あ、和泉さん。先日はお疲れさま」
「ん、あぁ。なつみも、な」
「え、何のことれすか。メリー先輩、ゼロさん」
「うん、あのね、あたしも和泉さんも久しぶりに小説に出演(登場)したの。4年ぶりかな。ね、和泉さん」
「あぁ」
「ホッホッホ。和泉零の霊能力少女、なかなか板についてましたわよ。ホッホッホ」
「そりゃどうもよ。まさか、あんたからホメてもらうとは思いもしなかったぜ」
「ホッホッホ。いつか共演すること楽しみにしてますわよ。ホッホッホ」
「たとえそのような話があったとしても、まさかあたしとあんたが対決することはあるまい」
「ホッホッホ。味方(仲間)でも敵でもかまいませんわよ。ホッホッホ」
「まぁ、それは作者の気まぐれに任せるしかねぇな」
「ただいま。みんなそろってるわね」
「あ、おねぇちゃん。うん、そろってるのら」
「お帰りなさい。美鶴さん」
「ピンちゃん。年末だからいつものように始めてちょうだい」
「今年のニュースのことらね。メリー先輩、早速始めるのら」
「やっぱ、トリノオリンピックでしょ」
「鳥のオリンピックって、ウグイスとか、スズメとか、カラスとかれすか」
「ピンちゃん。わざとボケないでね」
「アハハ。イタリアれすね。何と言っても話題なのはフィギュアスケートらね」
「いなば、うわぁ〜」
「メリー先輩もボケないれくらさい」
「アハ、保護者の口ぐせが移ったんだわ」
「え、管理人がそんなこと言ったんれすか」
「いなばを漢字で書くといろいろあるでしょ。稲場は刈り稲の寄せ場。稲葉は稲の葉。そして因幡は旧い国名で今の鳥取県の東部のことで因州とも言う。人の名字もあるでしょ」
「はぁ、鳥取は鳥を取る。トリノと鳥取。なんらシャレてますね」
「偶然と言えばそれまでだけど、荒川静香選手が金を取っただけでなく、イナバウアーって流行語にもなって、今年の流行語大賞になったのも記憶に新しいでしょ」
「そうなんらね。今年はスポーツの話題が多いのら。3月の野球の国・地域別対抗戦WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本(王ジャパン)が初代王者になったんらね」
「いろいろ苦労があったから、奇跡とも言えるんじゃないかな」
「韓国に2度も負けて優勝がむつかしくなったのに、メキシコがアメリカを破ってくれたおかげで、決勝リーグに進むことができて、今度は3度目の正直で韓国を破り、その勢いで常勝国キューバを破って世界一になったんらね」
「日本ハムファイターズがリーグ制覇、日本シリーズ優勝、アジアワールドでも優勝」
「新庄剛志選手の引退表明の効果なのか、わからんけどホントにドラマみたいで、これも奇跡じゃないれすか」
「ヒルマン監督のシンジラレナ〜イも流行語になったわね」
「青いハンカチとか赤いクツシタもあったんらね」
「赤いクツシタ。あぁ、レッドソックスのことね。シーズンが終わって日本野球の選手が次つぎにメジャーリーグに移ってしまうのは寂しくなるわね」
「ほかに何か話題はないのら。みんなもどんどん言ってほしいのら」
「やれやれ、忘れてしまったのか」
「え、何のことれすか」
「1月に大騒ぎしてただろう」
「ホッホッホ。ホリエモンのことですわね」
「あ、そうれした」
「9月に始まった公判でも無実を主張して、起訴事実を認めた元側近らと法廷で対決した」
「村上ファンドの代表も逮捕されましたわね。ホッホッホ」
「あたしが今年でいちばんショックを受けたのは秋田の事件だ」
「女の子の遺体が川で発見されて、その母親が事故ではなく、殺されたのだと訴えましたわね。それが世間の同情を集めて、悲劇の母とか」
「ところが近くに住む男の子を殺し、しかも自分の娘も自分の手でやったと白状したじゃねぇか。何が悲劇の母だよ」
「それが、人間の心の闇ですわね」
「自分の子供が死んで悲しいのなら、なぜ他人の子供を殺す必要があるんだ」
「わたくしがいちばん悲しかったのは、福岡の飲酒運転事故によって3人の子供たちが亡くなったことですわね」
「あれもまったくひでぇ事件だ」
「そのあとも公務員の飲酒運転が発覚して自治体が懲戒免職処分にする流れが広まりましたわね」
「警察も厳罰化を検討中だ。それと、駐車違反の取り締まり強化、民間監視員導入もあったな」
「いじめ自殺も悲しいですわね」
「あぁ。いじめ自殺の連鎖が全国に起きて、政府側もいじめ問題に対して本格的な対策に乗り出している」
「親が子供を虐待して死なせたり、また、高1の男の子が家を放火して親を殺したり、とむごい事件が続きましたわね」
「ほかに、高校の必修逃れ、耐震偽装、プールの吸水口での事故、パロマ湯沸かし器の事故などもあったな」
「自然災害もありましたわよ。日本海側の記録的な大雪、北海道の竜巻、各地で豪雨」
「世界のことも忘れちゃいけねぇ。ジャワ島地震だ。5月と7月に発生、5月に5800人、7月に600人が死亡している。2004年12月のスマトラ島沖地震の再来だぜ」
「世界のニュースと言えばやっぱり北朝鮮ですわね」
「核問題だな。核実験やミサイル発射」
「日本にとって安全の大敵ですわよ」
「イラク戦争のサダム・フセインが死刑を宣告された。人道に対する罪で国家元首が断罪されるのは史上はじめてだ」
「死刑判決といえば、オウムの麻原(松本)被告も死刑確定ですわね」
「鳥インフルエンザによる死者が2003年発生以来150人に達した」
「あ、あの〜」
「ん?」
「どうかしまして、なつみちゃん。ホッホッホ」
「世界のニュースで事件でも嬉しいことでもないけど、宇宙に関して何かあったでしょ」
「あ、冥王星のことらね。メリー先輩」
「うん、そうそう。惑星から外されたのよね」
「なんれはずされたんれすか」
「プラハの国際天文学連合(IAU)総会で惑星の定義を新しくして、冥王星を格下げするとともに太陽系の惑星を9個から8個にしたからでしょ」
「そんな科学的なことはあんまりわからんけど、星占いとか混乱したんじゃないれすか」
「そうね。降格を惜しむ声が世界中に広まってたから」
「ほかに何か話題はないのら」
「う〜ん、何があったかな」
「ゼロさん、スノーさん?」
「思いつくままに言ったんだが、ほかに思いつくことはなさそうだ」
「ホッホッホ。和泉零と同じ意見ですわよ。ホッホッホ」
「おねぇちゃんは?」
「ひとつあったじゃない。日本中いちばんおめでたいことが」
「え、何らったっけ」
「なつみちゃんならわかるでしょ」
「え?」
「ほら、なつみちゃんのお誕生日にあったでしょ」
「え、なつみのお誕生日に、何だっけ〜?」
「皇室に男のお子さまが生まれたでしょ」
「あ!」
「そうらった。秋篠宮妃紀子さまが男の子をご出産されたんらね。皇室に男の子が生まれたのは41年ぶりらね」
「それだから女系天皇を容認する政府の改正案が見送られたのよね」
「これで今年のニュースは終わったわね。さて、次にわがdrhp-group運営について反省してみましょうか」
「なつみの部屋はあんまり更新できなかったかな。GALLERYのページも手話のページも例年に比べれば少ない感じ。日記のページは時どき更新するけど」
「ホッホッホ。わたくしは3DCG作品に登場しただけですわね」
「あ、夢と希望の創作まつりのことらけど、管理人は何したのら。おねぇちゃん」
「同じテーマ、同じ題材で創作(3DCG、小説)することに挑戦し続けた、と言ってたわ。参加してくれた人もいてくれたから、それで満足だって」
「ふーん、保護者は何も言わないんだから」
「今年は3DCGより小説の作品を多く更新できたと管理人の報告がありました。新誠の書斎『恐怖の語部』『極龍列伝』を何年ぶりかに更新したかと思えば、本拠の『蒼い鶴の気になる物語』を始め、『まにいぬの犬小屋』も何年ぶりかに更新しています」
「そのまにいぬの犬小屋なら、なつみと和泉さんも出演したのよね。ね、和泉さん」
「あぁ」
「ブルーもでしょ」
「あ、うん。そのブルーが今度は蒼い鶴の気になる物語第4話では完全主演でしょ。美鶴さんの出番、全然なかったじゃん」
「えぇ、たまにはそういうこともあるから」
「ふ〜ん。ところで美鶴さん」
「何、なつみちゃん」
「今年は進展しなかったの?」
「え、何のお話」
「ブルーのこと」
「なつみちゃん!」
「あ、赤くなってる。ヘヘヘ」
「もぉ知りません」
「ブルーさんとおねぇちゃんってどういう間柄なんか知らんけど、楽しみらね。妹として楽観するだけじゃなく、出演(登場)する話もあったらいいな」
「そんなことになれば作者も話も混乱するだろうぜ」
「え、何か言ったんれすか。ゼロさん」
「何でもねぇよ」
「ホッホッホ。それで美鶴さん。来年の方針はどういうふうにするとか、管理人は何か言ってまして。ホッホッホ」
「えぇ。まだわからないけど、やっぱり小説を中心にするそうです」
「ピンちゃんの小説出演はあるのら?」
「それは聞いてないけど、希望があるのなら、一応伝えておくわね」
「ホッホッホ。それはまた楽しみなことですわね。ホッホッホ」
「それではこれで終わります。今年もご苦労さまでした」
「やれやれ」
「来年もがんばるのら!」
「なつみももっとがんばらないと!」

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