DREAM&HOPE
ドリホプ娘♥倶楽部/第10談

花嫁騒動の巻

「た、大変なのらー!」
「ピンちゃん、何が大変なの」
「落ち着いてる場合じゃないのら。メリー先輩」
「だから何が大変なの」
「け、結婚なのらー!」
「え、結婚、って誰がするの」
「それがわからんから騒いでんのら」
「あ、もしかして、夢と希望の創作まつりの花嫁のこと?」
「そ、それなんら!」
「ふーん。保護者、あ、じゃなくて管理人っていつも突拍子もないこと企画するのね」
「それっていったい何をするんれすか」
「4年前(2002年)もあったでしょ。夢と希望の創作まつり」
「え、あったんれすか、この本拠で?」
「うん。ピンちゃんは第2回のクリスマスパーティーに参加したでしょ。なつみはイラスト娘として、また3DCG娘として第1回にも第2回にも参加したから、ちょこっと忙しかったな」
「そんなことあったんれすか。ピンちゃん、何も覚えてないのら」
「ホッホッホ」
「あ、スノーさんら」
「ピンちゃんは相変らずお元気そうですわね。ホッホッホ」
「そうなんら。ピンちゃんはいつも元気なんら」
「あ、スノーさん。お疲れさまです」
「ホッホッホ。それほどでもございませんわよ」
「え、スノーさん、最近何かやったんれすか」
「ピンちゃんてば、いつも騒がしいのに、何も気づいてないのね」
「え、何のことれすか」
「もう。さっき何か騒いでたじゃん」
「え、何れしたっけ」
「夢と希望の創作まつりでしょ!」
「あ、そうれした。それで、スノーさん、何かやるんれすか」
「告知するための作品に出演してたの。ね、そうでしょ、スノーさん」
「ホッホッホ。Snow-Wedding、雪の中の結婚式なんてシャレてますでしょ」
「でも、さ、寒そ〜〜〜」(ブルッ)
「雪女ですからね。ホッホッホ」
「去年の暮れはサンタクロースでしょ。今度は花嫁で、しかもドリホプ娘倶楽部ではトップバッターじゃん」
「ホッホッホ。いつかはみんなも花嫁衣裳を着ることになりますわよ」
「たとえ、お芝居でもやっぱ憧れちゃうでしょ。ね、ピンちゃん」
「そうれすね。れも、ピンちゃんはまらまら遠い未来のことなんら」
「ホッホッホ。ところで、ピンちゃん」
「何れすか」
「ピンちゃんのお姉さんは?」
「おねぇちゃんはいつものように管理人の所れす」
「う〜ん、最近の保護者ってば書斎に閉じこもってばっかり」
「それは本気で小説を書いているからですわね。ホッホッホ」
「『恐怖の語部』を久しぶりに更新して『仮想の花嫁』を掲載したばかりでしょ」
「それですわよ。ホッホッホ」
「え?」
「花嫁がテーマですから、告知するために先駆けて小説を書いているのですわね。ホッホッホ」
「ふ〜ん」
「花嫁ということは結婚ですわね。もしかしたら、ドリホプキャラクターの誰かさんと誰かさんが一緒になるかも知れませんわよ」
「へぇ〜、それは楽しみだわね。ね、ピンちゃん」
「え、誰と誰が結婚するんれすか」
「案外、ピンちゃんのお姉さんかもよ」
「へぇー、おねぇちゃんの相手って誰れすか」
「ピンちゃん、心あたりないの?」
「全然。らってそんな話、聞いたことないんらもん」
「そぉ。美鶴さんて、あたしたちの前ではあんまりしゃべらないけど、ピンちゃんとふたりきりなら、おしゃべりするでしょ?」
「どちらかと言えば、そうれすね」
「じゃあ、恋愛については?」
「そんな話はあんまりしないけろ、メリー先輩」
「え、な、何」
「おねぇちゃんのこと、そんなに気になるんれすか」
「え、う、うん、まぁね。いつかは、なつみのお姉さんになるかも知れないから」
「え?」
「ピンちゃんとも姉妹になるかもね」
「え……」
「あ、意味わかんなかったら、わかんなくてもいいから。アハ♪」
「もしかして、ブルーさんとおねぇちゃんのことれすか」
「え、うん、まぁ、そういう関係じゃないかと思ってみたり、ね」
「メリー先輩」
「え、な、何、改まって?」
「そういうことは本人たち次第なんら。たとえ、親でも兄弟でも他人があれこれとやかく口に出したり、ヘンなこと想像したりすることではないのら」
「そ、それもそうね」
「ただいま」
「あ、美鶴さん、お帰りなさい。ご苦労さまです」
「管理人の報告は何ら。やっぱ、夢と希望の創作まつりに関することら?」
「えぇ。開催の準備と運営、小説や文章作品の執筆、そして3DCG制作で、いろいろ忙しくなるでしょう」
「ホッホッホ。ところで、誰か足りないんじゃくて?」
「え、誰なんら」
「和泉零のことですわよ。ホッホッホ」
「あ、和泉さんは、保護者の書斎で3DCG作品に出演してるみたい。スケバンお竜という役で」
「ホッホッホ。和泉零もがんばっているようですわね」
「えぇ。みんな、それぞれがんばってるものね」
「それじゃ、今回は逢えないのかしら」
「一応呼んだので、まもなく来る頃じゃないれすか」
「もう春ですものね」
「スノーさん、寂しくなるけど、秋の終わり頃にまた逢えるんじゃないれすか」
「それまでのしばしお別れですわね。ホッホッホ」
「え、もう行っちゃうの?」
「そろそろ寒い地域へ行かないと、わたくしの体は溶けてしまいますわよ。ホッホッホ」
「ゼロさんは何してるのら!」
「呼んだか。あたしはここにいるぜ」
「あ、ゼロさんら」
「ホッホッホ。和泉零」
「……元気でな」
「和泉零も、ね。ホッホッホ」
「雪乃さん、夢と希望の創作まつり告知のための作品に出演、お疲れさま」
「ホッホッホ。あとは任せましたわよ。美鶴さん」
「えぇ」
「それじゃ、みんな。さようなら。夢と希望の創作まつりの成功、祈っておりますわよ」
「うん、がんばるのら」

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